【イベント】日よけ/冷房対策 夏ショール
今年は梅雨明けが驚くほどに早く、暑さが本格的になってきました。そうかと思えば、急に雨が降り、涼しくなったりと気候に合わせた服装や体調管理に気を遣う季節となりました。ところで、「梅雨」はなぜ梅の雨と書くのかご存知でしょうか?
梅雨(ばいう)は中国から伝わった言葉で、もともとは雨が多く黴(かび)が生えやすい時期であることから、黴雨(ばいう)と呼ばれていたそうですが黴の雨では印象が悪いことから、同じ「バイ」という読み方をする「梅」の字があてられ、「梅雨(ばいう)」という呼び方になったとされています。他にも、5月下旬~6月下旬には旬を迎える梅の熟す時期の雨ということで、梅雨と呼ばれ、日本に伝わったという説もあります。
収穫された梅の実は香り高く、私も今年は梅酒、梅ジュース、梅干しづくりにチャレンジしました。夏の旬の食べ物で程よく身体を冷やしたり、気候に適した夏ならではの装いを楽しみたいものです。今回は、夏にオススメのショールをご紹介いたします。
- 日よけに
外の温度も上昇して日差しも強い時、シルク素材の衣類を着用することで紫外線をカットする効果が期待できます。自分の身体をつつむ繭はお蚕さんが紫外線を浴びないように守る機能が備わっています。
- 冷房対策に
シルクは蚕の繭から取れる天然繊維で約18種類のアミノ酸が結合した繊維で、主成分は人の皮膚と同じ「タンパク質」でできています。そのため、肌触りが良くなめらかな質感です。近年、室内では少し冷房の効きが良すぎるところも多いので、寒さを感じたときに程よく身体を守ってくれるアイテムとして重宝します。小さくたためるためバックに入れてもかさばりません。
- 夏は涼しく、冬は暖かく
シルクは繊維の間に空気をたくさん含みます。特に結城紬では繭をお湯の中で煮て、袋状の真綿にしてから糸をつくるため、特に保温性に優れています。また、吸水性もあり、同時に放湿性も高い素材のため、汗をたくさんかく夏でもベタベタせず涼しく着用できます。
薄手の結城紬のショールとして「一年中ショール」「風まとうショール」「艶・色・温度を楽しむショール」が夏にオススメです。
結城紬 一年中ショール
糸・織り密度とも工夫してつくった「一年中ショール」は特に夏に重宝します。着物の布づくりで培った技術を進化させた、春~秋にお使い頂ける薄手のショールです。カラーバリエーションが揃い、屋外では紫外線対策として、夏は冷房よけにも最適で、一年中肌をやさしく包み込んでくれます。
色 : <色無地>清ら / 花雨 / 翅 / 氷重 / 黄柳 / 薄花桜 <網代>折々 / 糸雨 / かさね / 呼応
価格 : ¥19,800(税込)
結城紬 風まとうショール
柔らかな肌触りは真綿(絹)の糸が空気を含み、不均一のゆらぎがあり、まるで心地よい風をまとう感覚のショールに織り上がりました。
色 : <色無地>翡翠 / 夜の川面 / しなと <網代>麦 / たより <ボーダー>凪 / えにし / 洋墨
価格 : ¥19,800(税込)
結城紬 艶・色・温度をショール
やわらかで心地よい素材感と見る角度によって優しく光る輝き古代より「希望の石」として愛されてきたオパールは思考を柔軟にして、創造性を高めたり幸運を呼び込んだりと価値ある石として珍重されています。その希望が芽生えてくるイメージを布に重ねて表現しました。
色 : 真珠のぱれっと / 朝のオパール / 水澄みのプリズム 価格 : ¥26,400(税込)
お手入れ方法
・洗濯機はご使用にならず、ドライクリーニングまたは手洗いを行ってください。
・色移りしやすいので単独で洗ってください。手洗いでは中性洗剤をご使用の上、脱水後かたちを整えてから日陰干しをしてください。
・洗いにより縮みが生じる可能性がありますので、ご注意ください。
・アイロンはあて布をして低温でかけてください。
商品のタグに【お手入れ・取り扱い上のご注意】の記載がありますので、ご購入いただきましたら、そちらをご覧ください。